🔗 口座情報連携(銀行・クレカCSV取込)

「銀行・クレカCSV取込」は、銀行やクレジットカードの明細CSVをアップロードするだけで仕訳を自動作成できる機能です。手入力の手間を大幅に削減できます。

毎月の明細をまとめてインポートできます。重複チェック機能付きで二重登録の心配なし!

📋 操作の流れ

① CSVを取得 銀行・カード会社サイト › ② アップロード 口座・カードを選択 › ③ 科目を確認 自動推定を修正 › ④ 仕訳を登録 一括または個別に登録 › ⑤ 完了 仕訳帳に自動反映

🔗 よく使うリンク(口座ログインページのブックマーク)

「口座情報連携」画面の上部、「🏦 銀行口座」タブの左にある 「🔗 よく使うリンク」 ボタンから、よく使う銀行・カードのログインページをあらかじめ登録しておける機能です。テナントごとに個別管理され、他のテナント(他の事業者アカウント)とは共有されません。

登録できる項目
口座名称登録済みの補助科目(後述)から選択、または自由入力(必須) 用途・メモ例:事業用メイン口座(任意) ログインページのURL各金融機関のログイン画面のURL(必須)
🧩 補助科目との紐付け(あれば自動選択、なければ自由入力)
「口座名称」欄は、普通預金(102・銀行口座)または未払金(220・クレジットカード)の補助科目を1件以上登録済みの場合、そのプルダウンから選択できます。補助科目管理で登録した「PayPay銀行」「楽天カード」等がそのまま選択肢に並びます。水道光熱費・通信費など、口座・カード以外の補助科目はこのプルダウンには表示されません(CSV取込と直接関係しないため)。
プルダウンの最後にある「✏️ その他(自由入力)」を選ぶと、従来通りテキストで自由に口座名称を入力できます(普通預金・未払金の補助科目として登録していない口座向け)。
補助科目を選択して登録した場合、口座名称は補助科目の名称がそのまま使われます(登録後に手入力で書き換えることはできません。名称を変えたい場合は補助科目管理側の名称を変更してください)。
📥 最終取込ファイル名・日時の表示
補助科目と紐付けて登録したリンクには、一覧内にその補助科目で最後にCSV取込を行った時のファイル名と日時が自動で表示されます(例:「📥 最終取込:paypay_202608.csv(2026-08-09 10:30)」)。まだ一度も取り込んでいない場合は「📥 まだ取り込んでいません」と表示されます。
この表示は、「本当にこの口座のCSVを取り込み済みか」「前回いつ取り込んだか」をリンク一覧だけで確認できるようにするためのものです。
「✏️ その他(自由入力)」で登録したリンク(補助科目と紐付いていないもの)には、この表示は行われません(どの取込データに対応するか特定できないため)。
⚠️ なぜ「明細ダウンロードページ」ではなく「ログインページ」を登録するのか
多くの銀行・カードサイトでは、明細ダウンロードページを直接ブックマークしても、セッションが切れているとログイン画面にリダイレクトされてしまいます。そのため本機能では、最初からログインページのURLを登録する運用としています。リンクをクリックすると新しいタブでログインページが開きますので、そこから先(ログイン〜明細ダウンロードページへの移動)はご自身で操作してください。
❗ CSV取込機能とは連動していません(誤解しやすい点)
「よく使うリンク」はログインページを開くだけのブックマーク機能であり、明細CSVの自動ダウンロードや自動取込は一切行いません。
①「🔗 よく使うリンク」からログインページを開く → ②ご自身でログインし明細CSVをダウンロード → ③改めて「🏦 CSVを取込」ボタンからアップロードする、という3つの独立した手動操作になります。①と③は同じモーダルには配置されていないため、続けて操作する場合は一度モーダルを閉じてから「🏦 CSVを取込」を押してください。
登録済みのリンクは一覧内の「編集」「削除」ボタンからいつでも変更・削除できます。不正なURL(javascript:等)は登録時にエラーとなり保存されません。

🖊️ ステップごとの説明

1 銀行・クレカの明細CSVを取得する

各金融機関のウェブサイトにログインし、取引明細のCSVをダウンロードしてください。

🏦 銀行の場合
ネットバンキングにログイン
→「入出金明細」「取引履歴」等のメニュー
→「CSV出力」「ダウンロード」を選択
→ダウンロードしたファイルを使用
💳 クレジットカードの場合
カード会社サイトにログイン
→「ご利用明細」「利用履歴」等のメニュー
→「CSV出力」「ダウンロード」を選択
→ダウンロードしたファイルを使用
⚠️ CSVの文字コードについて
多くの金融機関はShift-JIS形式でCSVを出力します。本システムはShift-JIS・UTF-8どちらにも対応しています。文字化けが起きた場合はご連絡ください。
2 CSVをアップロードする

画面上部の 🏦 CSV取込 ボタン(またはメニュー)からCSV取込画面を開きます。

口座・カード選択 取込対象の口座またはクレジットカードを選択します
必須
CSVファイル ダウンロードしたCSVファイルを選択します
必須
アップロード後、システムが自動でCSVの列構造を解析し、日付・摘要・金額を読み取ります。会計年度をあらかじめ選択する必要はありません(下記「年度をまたぐ明細について」参照)。
📅 なぜ年度をまたぐのか(前年分の明細が混ざる理由)

クレジットカードの引き落としは、必ず「1〜2ヶ月前に使った分」がまとめて引き落とされる仕組みです。そのため、年をまたぐ時期には、前年の利用分が当年の引き落としに混ざります。

具体例:楽天カードを2026年1月から使い始めた場合

・1月27日に、口座から 10,000円 が「ラクテンカードサービス」として引き落とされた
・この10,000円は、実は 2025年11月・12月に買い物した分 がまとめて引き落とされたもの
 └ 11月:事務用品 3,000円
 └ 12月:書籍 7,000円
・しかし、resikaku! に 2025年分の会計年度がまだ無い ため、このままでは11月・12月の明細を本来の日付で登録できません。
「2026/1/1付でまとめて計上」を選ぶと
・11月・12月の2件の明細が、2026年1月1日付の記録として登録されます
・そのとき、摘要には元の取引日が残ります(例:「(本来の取引日:2025/11/16)事務用品」)
・こうすることで、前年分の会計年度をわざわざ作らなくても、当年の帳簿の中で正しく費用計上・消し込みができます
取込の仕組み(年度の自動判定)

会計年度をあらかじめ1つ選んでおくのではなく、明細1件ごとに、その取引日を含む会計年度を自動で判定して取り込みます。同じCSVファイルの中に複数の年度の明細が混ざっていても、それぞれ正しい年度に振り分けられます。

💡 締め処理済みの年度の場合
取引日に対応する年度がすでにあり、かつ締め処理済みの場合は、「まとめて計上」は使えません(確定済みの帳簿を後から変更しないため)。その明細は登録されず、件数と対象年度(例:「2025年度: 3件」)を明示した案内が表示されます。取込完了時にこの案内がある場合は自動で画面遷移せず、内容を確認してから操作するまで結果画面に留まります。
💳 分割払いの取込金額について
分割払いの取引は、明細に「利用金額(購入時の総額)」と「その月の支払金額」の両方が載っています。本システムはその月に実際に引き落とされる「支払金額」で取り込みます(購入総額ではありません)。例:12回払いで総額102,500円の買い物なら、その月の明細には支払金額9,238円が取り込まれます。1回払いは総額と当月支払額が同じため、従来通りその金額で取り込まれます。
💳 分割払いは「同じ利用日・同じ金額」が請求月ごとに何度も出るのが正常です
分割払いは、1回の買い物の支払いが複数の請求月に分かれて引き落とされます。そのため、同じ利用日・同じ金額の明細が、請求月をまたいで複数回取り込まれます(例:5/12利用のAmazon分割払いが、6月請求・7月請求・8月請求…と毎月同額で明細に現れる)。これは二重取込ではなく各月それぞれの支払い分のため、請求月ごとに別の仕訳として登録するのが正しい処理です。
「仕訳確認が必要です(⚠)」のダイアログには「請求月」が表示されます。利用日・金額が同じでも請求月が異なる場合は「分割払いの各月分の可能性」として中立的に案内され、請求月が同じ場合のみ重複の疑いとして表示されます。請求月を確認して、分割払いなら各月分をそのまま登録してください。
3 口座情報連携で科目を確認・修正する

取り込まれた明細は「口座情報連携」に表示されます。過去の学習データをもとに勘定科目が自動推定されますが、内容を確認・修正してから登録してください。

✅ 自動推定される項目
  • 借方勘定科目
  • 貸方勘定科目
  • 摘要(店名・取引内容)
✏️ 確認が必要な項目
  • 推定科目が正しいか
  • 税区分が正しいか(課税10%・8%軽減・非課税等)
  • 按分が必要な取引
  • 初めて登場する取引先

🗂 科目セレクトの使い方

各行の科目セレクトはカテゴリ別アコーディオン形式になっています。カテゴリをタップすると該当科目が展開され、他のカテゴリは自動で閉じます。

💸 費用
消耗品費・通信費・旅費交通費など、事業の支出
💰 収益
売上高・受取利息など、事業の収入
🏦 資産
現金・普通預金・売掛金など、事業の財産
📋 負債
未払金・買掛金・借入金など、返済が必要なもの
「口座情報連携」タイトル横の 「科」 バッジをタップすると、各カテゴリの詳しい説明モーダルが表示されます。
💡 なぜクレジットカードの明細が「未払金」という科目に紐づくのか
クレジットカードは、使った時点ではお金が減らず、後日まとめて銀行口座から引き落とされます。この「まだ引き落とされていない、支払う予定の金額」を会計上「未払金」と呼びます。
そのため、楽天カード・三井住友カードなどクレジットカードの補助科目(口座・カードごとの明細)は、勘定科目「未払金(220)」の下に作られています。同様に、普通預金口座(三菱UFJ銀行・PayPay銀行など)の補助科目は「普通預金(102)」の下に作られます。
以降、本ページで「普通預金(102)」「未払金(220)」という表記が出てきた場合は、それぞれ「銀行口座(の親科目)」「クレジットカード(の親科目)」を指しているとお読みください。

🧩 補助科目の選択について

水道光熱費(603)・地代家賃(619)など、補助科目(電気・ガス・物件別など)が登録されている科目を選ぶと、科目セレクトの下に補助科目セレクトが表示されます。一括変更・「別取引として仕訳」モーダルでも同様に表示されます。

🔴 補助科目の選択が必須
水道光熱費(603)・通信費(605)は、補助科目が1件以上登録されている場合、補助科目を選択しないと仕訳登録できません(一括登録では対象行がスキップされます)。
🟢 補助科目の選択は任意
地代家賃(619)・売掛金(120)・棚卸資産(130)・預り金(240)は、補助科目を選択しなくても登録できます(親科目のみで仕訳されます)。
普通預金(102)の補助科目(口座別)は、この科目セレクトではなく「🏦 CSVを取込」時の口座選択で指定します。口座情報連携の科目セレクトの選択肢には表示されません(貸方に自動設定されるため)。
銀行口座(普通預金)・クレジットカード(未払金)を補助科目として1件でも登録すると、以降のCSV取込では必ずいずれかの口座・カードを選択する必要があります(「補助科目なし」は選択肢から消えます)。1件も登録していない場合は、従来通り口座を指定せず取込めます。

💳 クレジットカードの「消し込み」とは?(はじめての方へ)

クレジットカードで買い物をすると、その場ではお金は減りません。後日、まとめて銀行口座から引き落とされます。この「まだ払っていないけれど、いずれ払う予定の金額」を、帳簿では「未払金」という科目で記録します。

カードを使うと発生する2種類の記録
① 買い物をしたとき:例「11月に事務用品を3,000円分カードで購入」→ 未払金が3,000円増える
② 口座から引き落とされたとき:例「1月にカード会社へ10,000円が引き落とし」→ 未払金が10,000円減る

この②の引き落とし(口座から出ていく1つの合計金額)と、①の1件1件の買い物(利用明細)を対応づけて、「この引き落としは、あの買い物とあの買い物の支払いだった」と帳簿上ひもづける作業を「消し込み」といいます。

消し込みをしないと「未払金」がいつまでも減らず、実際にはもう払い終わっているのに「まだ払っていない負債」が帳簿に残り続けてしまいます。だからこの対応づけが必要です。

💳 銀行明細で「未払金」を選び、クレジットカードの引き落としを消し込む

クレジットカードの利用は、CSV取込やレシート登録の時点で先に「未払金」として計上されます(未払金についての説明は上記「なぜクレジットカードの明細が『未払金』という科目に紐づくのか」を参照)。後日、銀行口座からカード利用代金がまとめて引き落とされたら、この引き落とし行の科目に「未払金」を選ぶことで、新しい経費としてではなく、既に計上済みの未払金を減らす(消し込む)仕訳として登録できます。

消し込みの操作手順
  1. 「🏦 銀行口座」タブで、カード会社への引き落としと思われる行(摘要に「カード」「口座振替」等が含まれる行)を確認する
  2. その行の科目セレクトを開き、「負債」グループの中から「未払金」を選ぶ
  3. 補助科目(登録済みのクレジットカード名、例:楽天カード)を選ぶ(未払金は補助科目の選択が必須です)
  4. 本システムが自動で、そのカードのクレジットカード明細CSV取込済み・かつまだ消し込まれていない利用明細(未消化分)を取引日の古い順に積み上げ、引き落とし額とぴったり一致するか確認します
  5. 一致すれば、登録すると借方:未払金(選択したカードの補助科目)/貸方:普通預金という仕訳が作成されます
消し込みが完了すると、そのクレジットカードの未払金残高(試算表・貸借対照表で確認できます)が引き落とし額の分だけ減少します。消し込みを行わずに引き落とし行を通常の経費科目で登録してしまうと、カード利用時とあわせて二重に経費計上されてしまうため、ご注意ください。

🔍 引き落としと買い物の記録を突き合わせる(未払金消込 明細確認)

カードの引き落とし1回分は、複数の買い物の合計です。本システムは、残高(累計)ではなく、1件1件の買い物の記録と引き落とし額を突き合わせます。理由は、残高どうしを比べるだけでは「どの買い物が、この引き落としに含まれていたのか」が分からず、二重計上や取込漏れを見逃してしまうためです。

具体的には、古い買い物から順番に金額を足していき、引き落とし額とぴったり一致したところまでを「この引き落としで支払われた分」とみなします(推測での分割は一切行いません)。一致しない場合は登録されず、内訳を確認できるツールが「🔍 未払金消込 明細確認」ボタンです。

使い方
  1. 銀行明細行の科目セレクトで「未払金」を選ぶと、補助科目セレクトの下に「🔍 未払金消込 明細確認」ボタンが表示される
  2. ボタンを押すとツールが開く。対応する補助科目(クレジットカード)を選ぶと、その補助科目の未消化明細が自動で積み上げられ、引き落とし額と一致するか判定される
  3. 一致した場合:消し込み対象となる明細の一覧(日付・摘要・金額)が表示される。「この内容で登録する」を押すと、その場で仕訳登録される
  4. 一致しなかった場合:未消化明細の全件(日付・摘要・金額・合計)と差額が表示され、登録はできない
具体例:楽天カードに未消化の利用明細が2件(1/4 ETCカード売上 3,000円・1/8 Amazon 2,000円)、引き落とし額が5,000円だった場合

2件の合計(3,000円+2,000円=5,000円)が引き落とし額とぴったり一致するため、その2件をまとめて
→ 借方:未払金(楽天カード)5,000円/貸方:普通預金 5,000円
という1行仕訳として登録できます(明細を分割することはありません)。
💡 一致しない場合の対処
一致しない主な原因は、クレジットカード明細CSVの取込漏れ(まだ登録していない利用明細がある)または二重計上(同じ利用明細を誤って2回取り込んでいる)です。表示された未消化明細一覧を確認し、原因を解消してから改めて消し込んでください。事業用・プライベート用でカードを併用している場合も、両方の利用明細がクレジットカード明細CSV取込により個別に記帳済みであれば、通常は引き落とし額とぴったり一致します。

登録ボタン(即仕訳)

各行の科目セレクトで科目を選んだら、行右側(PC)または科目セレクト左(SP)の✎アイコンボタンを押すだけで即座に仕訳登録されリストから除外されます。確認ダイアログは表示されず、押した瞬間に処理が完了します。

登録ボタンの動作
ボタンを押すと選択中の科目で即仕訳登録・リストから除外 支出の場合選択科目 / 普通預金(またはクレカ=未払金) 入金の場合普通預金(またはクレカ=未払金) / 選択科目 学習登録時に科目が自動学習され、次回以降の推定精度が上がります

🏠 プライベートボタン(即仕訳)

事業口座をプライベートで利用した取引(個人的な買い物・引き出しなど)は、各行の 🏠ボタン を押すだけで即座に仕訳登録できます。科目選択は不要です。

🏠 プライベートボタンの動作
ボタンを押すと確認なしで即仕訳登録・リストから除外 支出の場合事業主貸 / 普通預金 入金の場合普通預金 / 事業主借
画面上部の「💡 仕訳のポイント」に登録ボタン・プライベートボタン両方の説明が表示されています。

🔁 同じ取引先の複数月分をまとめて仕訳

家賃・通信費・サブスクリプションなど、同じ取引先で毎月引き落とされる取引は、摘要の月表記(「1月分」「(02月分)」等)の違いを自動で吸収してグループ化します。✎登録ボタン・🏠プライベートボタン・「✅ 仕訳を登録する」(一括登録)のいずれかを押した際、未処理一覧に同じグループの取引が他にもあれば確認モーダルが表示されます。

モーダルでの操作
前回科目のヒント過去に同じ取引先を仕訳した実績があれば「前回はこの科目で仕訳しています」と表示されます 行のチェック同グループの行は初期状態ですべてチェック済み。まとめたくない行はチェックを外せます ✅ まとめて仕訳するチェックが入った行すべてに、同じ科目・同じ処理を一括適用します この1件だけ処理する元の1行だけを従来通り処理します(他の行は未処理一覧に残ります) ✕(閉じる)何も仕訳登録せずモーダルを閉じます
グループとして表示されるのは摘要の月表記だけが異なる取引です。取引先や金額の系統が違う取引は別グループとして扱われるため、誤ってまとめられる心配はありません。同グループの取引が他になければ、これまで通り確認なしで即座に処理されます。
4 仕訳を登録する

確認が完了したら各行の 「登録」 ボタンで即仕訳、または複数行を選択して上部の 「✅ 仕訳を登録する」 ボタンで一括登録できます。

個別登録(✎ボタン)
各行の✎アイコンボタンを押す
→ 即座に仕訳登録&リストから消去
→ 科目の学習も自動で行われる
一括登録(✅ボタン)
行を選択して上部ボタンを押す
→ 選択した全行を一括登録
→ 各行の科目設定が反映される
🧠 OCR学習機能との連携
科目を修正して登録すると、その内容がシステムに学習されます。
次回以降、同じ摘要の取引は修正した科目が自動で推定されるようになります。
登録済みの仕訳は仕訳帳に反映されます。未処理一覧から自動的に消えます。
📦 大量件数を一括登録する場合
一括登録は100件ごとに自動で分割して送信されます。件数が多い場合は画面に「〇/〇件処理中...」と進捗が表示され、すべて完了すると自動で画面が更新されます。
途中で通信エラーが発生した場合、それまでに登録できた分はそのまま残ります(全件やり直しにはなりません)。エラーメッセージにその時点での登録件数が表示されるので、画面を再読み込みのうえ、未処理一覧に残っている分を再度登録してください。

📜 処理履歴・登録の取り消し(Undo)

「✅ 仕訳を登録する」(一括登録)・✎登録ボタン(個別登録)・🏠プライベートボタンで登録した内容は、画面上部の 「📜 処理履歴」 タブから、操作単位(1回の登録操作=1バッチ)で取り消せます。

処理履歴タブに表示される項目
実行日時・種別一括登録/個別登録/プライベート仕訳のいずれかが表示されます 件数その操作で登録された仕訳の件数 状態取り消し可能/締め済み年度あり/取り消し済み のいずれかが表示されます
⚠️ 取り消しにあたっての注意点
  • 取り消し可能期間:実行から30日以内、または直近100件の操作以内(いずれか早い方)を過ぎると、履歴の閲覧はできますが取り消しはできなくなります。
  • 締め処理済みの年度が1件でも含まれる操作は、その回の登録全体が取り消せません(一部だけの取り消しはできません)。
  • 取り消すと、その回で登録された仕訳がすべて削除され、対応するCSV明細が未処理一覧に戻ります。
  • 仕訳に証憑(レシート画像)を後から紐付けていた場合、取り消すと証憑の紐付けが解除され、ファイルボックスに戻ります。
  • 請求書の入金マッチング(CSV入金行と請求書を紐付ける機能)で登録した仕訳は、処理履歴には表示されず、取り消しの対象外です。

🔁 自分の口座どうしの資金移動(口座間振替)

自分名義の口座の間でお金を移しただけ(例:楽天銀行 → PayPay銀行に生活費を移動)のときは、経費でも収入でもありません。資産の置き場所が変わっただけなので、次のように記帳します。

記帳のしかた
  1. その資金移動が現れた行(出金・入金どちらの側でもよい)の科目セレクトで「普通預金」を選ぶ
  2. 補助科目で“相手の口座”を選ぶ(その行が移動先なら移動元を、移動元なら移動先を選ぶ)
  3. 行の✎登録ボタンで確定すると、借方:普通預金(移動先)/貸方:普通預金(移動元)という1本の振替仕訳になります
⚠ 両方の口座のCSVに同じ移動が出てきます
移動元・移動先それぞれの口座CSVに、同じ資金移動が「出金」「入金」として現れます。仕訳はどちらか片方の行だけで行い(上の手順)、もう片方の行は「🙈 非表示にする」で取り除いてください(二重計上を防ぐため)。

🙈 不要な明細の非表示・完全削除

口座間振替の片側行など、仕訳しない未処理明細は「🙈 非表示にする」で未処理一覧から退避できます。銀行口座・クレジットカードのどちらの明細も非表示にできます。非表示にした明細は画面上部の「🙈 非表示」タブから一覧・確認でき、必要なら「復元」で未処理一覧に戻せます。

⚠️ 「完全削除」すると復元できません
「🙈 非表示」タブでは、非表示にした明細を「完全削除」することもできます。完全削除した明細はデータベースから物理的に削除され、二度と復元できません(銀行・クレジットカードとも同様)。本当に不要な明細だけを完全削除してください。
なお、完全削除の対象は取込前の未処理(非表示)明細のみです。すでに仕訳登録した記録は対象外で、取り消したい場合は「📜 処理履歴」から取り消してください。
「事業主貸/事業主借」を使うのは、事業の外(プライベートの財布や個人の口座)とお金をやり取りしたときだけです。自分の事業用口座どうしの移動に事業主貸借を使うのは誤りで、事業主貸・事業主借が実態より膨らんでしまいます。

🙈 明細の非表示・削除(銀行・クレカ共通)

仕訳登録が不要な行(口座間振替のもう片方、同じ取引の重複表示、対象外の取引など)は「非表示にする」操作で一覧から取り除けます。銀行口座タブ・クレジットカードタブのどちらでも使えます。

プライベートの支出・引き出しは「非表示」ではなく🏠ボタンで仕訳してください(事業主貸/事業主借として記帳されます)。非表示は“帳簿に載せるべきでない行”を一覧から退避するための機能です。
🙈 非表示にする
銀行口座・クレジットカードどちらのタブでも、各行の🙈アイコン、または複数選択して上部の「🙈 非表示にする」ボタンで非表示にできます。非表示にした明細は「🙈 非表示」タブに移動します(銀行・クレカそれぞれのタブごとに分かれて表示されます)。非表示にしても、同じCSVを再取込した際は二重取込防止によりスキップされ、復活しません。
↩️ 復元する
「🙈 非表示」タブの各行の「復元する」を押すと、元のタブ(銀行/クレジットカード)の未処理一覧に戻ります。
🗑 削除する(復元不可)
「🙈 非表示」タブの各行には「復元する」の隣に「削除する」ボタンがあります。押すと確認ダイアログが表示され、承認するとその明細はデータベースから完全に削除され、二度と復元できません。チェックボックスで複数選択し、上部の「🗑 削除する」ボタンからまとめて削除することもできます。
削除しても、同じ内容のCSVを再度取り込んだ場合は二重取込防止の判定により引き続きスキップされます(削除後に再取込しても復活はしません)。
「非表示にする」は一時的な整理、「削除する」は完全に不要と判断した明細の恒久的な除去、という使い分けです。迷った場合はまず非表示にして、後で不要と確定してから削除することをおすすめします。

🔄 デビット払い・レシート仕訳との照合(重複防止)

デビットカードで支払った場合、先にファイルボックスでレシートを読み取って仕訳登録済みのケースがあります。その後に銀行明細・クレジットカード明細を取り込んでも同じ取引が二重登録されないよう、自動で照合候補を検出します。

🔗 照合の流れ
① レシート仕訳登録
ファイルボックスでレシートOCR→仕訳登録
(OCRレート換算の金額)
→
② 明細CSV取込
銀行・クレカのCSVを取り込むと
⚠ボタンで照合候補を表示
→
③ 照合・金額補正
スキップすると銀行・クレカの実際引落額に金額が補正される
📎 レシート照合候補
仕訳済みレシートと銀行明細・クレジットカード明細が同額・同日で一致した場合(クレジットカード明細の場合は±7日以内)に⚠ボタンが表示されます。国内取引(円)の場合は金額が完全一致することが条件です。
「照合済みとしてスキップ」すると:
  • 該当の明細が未処理一覧から除去
  • 仕訳の金額がCSVの実際引落額に補正
📒 仕訳照合候補
仕訳帳の既存仕訳と銀行明細・クレジットカード明細が同額・同日で一致した場合(クレジットカード明細の場合は±7日以内)に⚠ボタンが表示されます。
「照合済みとしてスキップ」すると:
  • 該当の明細が未処理一覧から除去
  • 既存仕訳はそのまま変更なし
💡 海外決済の金額補正について
外貨建て領収書はOCR読取時点の為替レートで円換算されますが、実際に口座から引き落とされる金額はレート差・手数料により異なる場合があります。
金額の差が5%または1,000円のいずれか小さい方の範囲内であれば、引き続き候補として表示されます。
照合モーダルで取引内容を確認し、ユーザーが承認操作を行った場合のみ、仕訳金額が実際引落額に補正されます。モーダルを閉じたり、何も操作しなければ補正は行われません。
ファイルボックスで先にレシートを登録 → 月末に銀行・クレカのCSVを取り込む流れが最もスムーズです。⚠ボタンで一括照合でき、金額補正まで自動で完了します。
📅 照合の「日付」の見方(本来の取引日で判定します)
照合の日付判定には、実際の利用日(本来の取引日)を使います。「前年分を今年度開始日(例:2026/1/1)でまとめて計上」した明細も、摘要に付記された本来の取引日で比較されるため、登録上の日付(1/1)が近いだけの別取引を誤って重複候補として表示しません。
たとえば、同じ区間のETC利用でも利用日が異なれば別取引として扱われ、重複候補になりません(例:11/23利用分と1/4利用分の同額520円)。
照合候補モーダルでは、「今回の明細」と「照合候補」の日付を並べて表示し、同じ日付なら「重複の可能性が高いです」、異なる日付なら「別の取引の可能性があります」と自動で案内します。日付を確認のうえ、スキップ(照合済み)するか、別取引として仕訳するかを判断してください。
さらに、クレジットカード明細では「請求月」も日付の下に表示されます。利用日が同じでも請求月が異なる場合は、重複ではなく分割払いの各月分である可能性があるため、「請求月が異なります。分割払いの各月分である可能性があります」と中立的に案内します(この場合は各月分をそれぞれ仕訳として登録してください)。請求月が同じ場合のみ、従来どおり重複の可能性として案内します。なお請求月は、クレジットカードCSVの取込分に付与されます(銀行明細・手入力の仕訳・請求月機能の導入前に登録した古い明細では表示されず、その場合は日付のみで判定します)。
✅ 利用日・金額・請求月がすべて一致したときの見分け方
請求月まで同じで判断に迷う場合は、次のどちらかです。
・明細を再取得して取り込み直した場合(同じ明細を再ダウンロード・再発行して取り込んだなど)は同じ取引です。「仕訳済みとして除外」してください。
・同じ日に同額の取引が実際に複数あった場合(ETCの往復通行など)は別の取引です。「別取引なので仕訳する」で登録してください。
照合候補モーダルには、既存仕訳の登録日時と作成方法(CSV自動仕訳/手動登録/レシートOCR)も表示されます。心当たりのある取込・登録と一致するかを手がかりに判断してください。

🏦 口座CSVを先に取り込んだ場合

銀行CSVを先に取り込んで仕訳登録した後でも、仕訳の編集画面からファイルボックスで証憑(レシート・領収書)を後から紐付けられます。

操作手順
  1. 仕訳帳から対象仕訳の「編集」を開く
  2. 「📎 証憑画像」エリアのファイルボックスボタンをクリック
  3. 対応するレシート画像を選択して紐付ける
  4. 「更新」で保存
⚠ 金額が異なる場合(外貨・レート差など)
レシートのOCR読取金額と仕訳金額が異なる場合、確認モーダルが表示されます。「このまま選択する」を押すと紐付け可能です。登録はブロックされません。
外貨建て領収書はOCR読取時点の為替レート換算のため、銀行の実際引落額と差が生じる場合があります。確認後に紐付けできます。
レシートを紐付けても仕訳の金額は変わりません。銀行CSVで登録した実際引落額がそのまま保持されます。
口座CSVを先に取り込んだ場合でも、後からレシートを紐付けることで証憑保存義務(電子帳簿保存法)に対応できます。

🔁 同一CSVの二重取込防止

同じ明細CSVを誤って2回取り込もうとした場合も、口座(銀行口座・クレジットカードそれぞれ別)ごとに、取引日・金額・摘要がすべて一致する行は自動スキップされます。

✅ スキップ判定の条件(すべて一致した場合)
口座・カード / 取引日 / 金額 / 摘要(銀行の場合はCSVの残高情報も加味)
スキップされるのは同じCSVファイルを丸ごと取り込み直した場合など、過去に取り込んだ明細と重複する行だけです。
同日に同じ料金所を往復したETCや、分割払いで別月に同額が再度計上される取引のように、1回の取込内・別月のCSVに同一内容(取引日・金額・摘要)の行が正当に複数存在する場合は、いずれもスキップされず個別に登録されます(銀行CSVのように残高情報がある場合は残高でも区別します)。
🗂 仕訳登録後・スキップ後・削除後も判定は継続
一度取り込んだ明細は、その後「仕訳登録」「照合してスキップ」「削除」のどの操作をしても、二重取込防止の記録は残り続けます。
例えば1〜3月分のCSVを取り込んで全て仕訳登録した後、期間が重なる1〜6月分のCSVを改めて取り込んでも、1〜3月分は自動的にスキップされ、4〜6月分の新規データだけが未処理一覧に追加されます。

📝 取引例で覚えよう

銀行口座から事務用品店へ振込(12,800円)

CSV摘要アスクル ニホン タロウ 借方科目消耗品費(自動推定) 貸方科目普通預金(口座に応じて自動設定) 金額12,800円
クレジットカード明細(Amazon 3,480円)

CSV摘要AMAZON.CO.JP 借方科目消耗品費(自動推定)※内容に応じて変更 貸方科目未払金(クレカ口座に応じて自動設定) 金額3,480円

❓ よくある質問

Q. 対応している銀行・カード会社は?

標準的なCSV形式(日付・摘要・金額の列があるもの)に対応しています。各社のCSVフォーマットに合わせて自動判別します。

Q. 科目の自動推定が毎回違う

過去に同じ摘要で登録した実績がない場合はデフォルト科目が推定されます。一度正しい科目で登録すると次回から学習が適用されます。

Q. 取込後に科目を間違えた

仕訳帳から該当の仕訳を開いて修正できます。修正内容は次回の自動推定にも反映されます。

Q. 税区分が正しくセットされない

勘定科目から自動で税区分が設定されますが、ETC料金(課税10%)など一部は手動修正が必要な場合があります。仕訳登録後に仕訳帳から編集してください。

Q. CSVを取り込んだが件数が少ない

重複チェックにより既登録の取引がスキップされた可能性があるほか、取引日に対応する会計年度が存在しない・締め処理済みの場合も登録されません(後者の場合は取込完了時に対象年度・件数を明示した警告が表示されます)。未処理一覧と仕訳帳の両方をご確認ください。

Q. ETCカード明細など、1回の利用が複数行にまたがるCSVも取り込める?

対応しています。日付ありの行を1取引の開始とし、直後に日付が空欄で金額欄も空欄の行(区間・店舗名などの詳細情報)が続く場合は、自動的に直前の取引の摘要に合体して1件として取り込みます。続き行が独立した取引としてカウントされることはありません。

Q. プライベート口座の明細も取り込める?

取り込めます。各行の🏠ボタンを押すと支出は「事業主貸」、入金は「事業主借」で即仕訳登録されリストから除外されます。科目を手動選択する必要はありません。

Q. 間違ったCSVを取り込んでしまった場合は?

「CSVリセット」ボタンを押すと、未処理一覧に残っているCSV取込データをすべて削除できます。すでに「仕訳を登録する」を実行したデータも、「📜 処理履歴」タブから取り消し可能期間内(実行から30日以内、または直近100件以内)であれば取り消せます。

Q. 支払額・入金額が逆に取り込まれてしまった場合は?

PayPalの明細のように、1つの金額列のプラス・マイナスだけで入出金を表現するCSV形式では、まれに支払額・入金額の向きが逆に取り込まれることがあります。該当行の⇄ボタン(金額欄の右側)を押すと、その行だけ支払額・入金額を入れ替えられます。

Q. 「符号解釈と残高の増減方向が一致しません」と表示されて取り込めない

残高列があるCSVで、支払額・入金額の判定方向と残高の増減方向が矛盾している行が見つかった場合、誤ったまま取り込まないよう取込を中止します(自動補正はしません)。メッセージに該当行(日付・金額・摘要)が表示されるので、元CSVの符号や列の並びをご確認のうえ、再取込してください。金額列・残高列が正しく認識されていない可能性もあります。