📊 年末調整

「年末調整」とは、従業員に1年間支払った給与をもとに、所得税の過不足を精算する手続きです。毎年12月に行います。

従業員がいない(一人で仕事している)場合は年末調整は不要です。個人事業主自身は確定申告で精算します。

📖 年末調整の流れ

① 情報収集 従業員から申告書受取 ② 控除入力 生命保険・扶養など ③ 税額計算 過不足を自動計算 ④ 源泉徴収票 従業員に交付・提出

🖊️ 年末調整の操作手順

1 年末調整を開く

左メニューの 📋 年末調整 をクリックします。対象の従業員一覧が表示されます。

2 従業員一覧を確認する

給与仕訳に従業員が紐付いていれば、画面を開いた時点で自動的に集計されて一覧に表示されます。
表示されない場合は給与仕訳の入力時に従業員が紐付いているか確認してください。

3 従業員の控除情報を入力する

各従業員の行から「控除追加」を開き、従業員から受け取った申告書をもとに控除情報を入力します。

生命保険料控除
生命・介護医療・個人年金保険の支払額
地震保険料控除
地震保険・旧長期損害保険の支払額
配偶者控除
配偶者の所得が一定以下の場合
扶養控除
16歳以上の扶養親族がいる場合
基礎控除
全員に適用(所得に応じて自動計算)
社会保険料控除
国民年金など従業員が直接払っている場合
4 税額を再計算する

控除情報を入力したら「再計算」ボタンをクリックします。
入力した控除情報をもとに税額が再計算されます。

基礎控除・社会保険料控除・配偶者控除・扶養控除・障害者控除は、最新の給与・扶養親族情報から自動計算され直します。これらの項目を個別に手動で修正していた場合、その内容は再計算により上書きされます。生命保険料控除・地震保険料控除・住宅借入金等特別控除など、手動で入力した項目は上書きされません。
5 源泉徴収票を出力する

PDF出力」から源泉徴収票を生成します。
従業員への交付用と税務署提出用の2部が必要です。

源泉徴収票は翌年1月31日までに従業員へ交付してください。

📝 取引例で覚えよう

アルバイトの田中さん(年収100万円)の年末調整

年間給与1,000,000円 源泉徴収済み税額年間で徴収した合計額 各種控除基礎控除・社会保険料控除など 計算結果還付または追加徴収額が表示

❓ よくある質問

Q. 年の途中で退職した従業員は?

退職時に源泉徴収票を交付します。年末調整は不要です(本人が確定申告します)。

Q. 家族従業員(青色事業専従者)も対象?

給与を支払っている場合は対象です。

Q. 年末調整しなかった場合は?

従業員が自分で確定申告する必要があります。原則として事業主が行う義務があります。